ボケラッタ

いつかこの話をどっかでしようと思っててずっと忘れてた。

年取るとボケると言うお話である。

 

こう言うのをまだそうなっていない若い人間に理解させるのは難しい。

しかし、チミらも年取ったら否応なくこうなるのだ☆

 

プレステがカラカラ言い出す様に、

パソコンがカタンカタン言い出す様に、

人間も部品が劣化して来て正常に動かなくなる。

 

しかし、外目から見て人間がブツブツと異音を発するようになると

これはかなり劣化が進んだヤベェ状態である。

かく言う私の父もボケて死んだ。

 

ボケには前段階が有り、それは自身でも自覚症状が有る。

脳機能が劣化するとレコードの針が飛んで音がブツ切れる様に

動いたりした拍子に記憶が飛ぶと言う現象が発生する。

 

くあしく書くと、

食卓塩が必要になったので台所に取りに行こうとする、

立ち上がった瞬間、食卓塩を取りに行こう、と言う動機部分が

立ち上がった刺激で飛ぶ、そうして、

 

あれ?なんで立ち上がったんだっけ?となるのである。

 

これが結構日常で頻発してくる。

頭の向きを変えた瞬間に、歩こうとした瞬間に、

その前段階で考えていた行動の動機なんかをすっぽりと飛ばしてしまうのだ。

 

脳の短期記憶を保存する部位の劣化だろう。

こう言う症状が出たらいよいよお爺ちゃんだねと言う事である。

 

赤飯炊きますか?