考えると言うこと

人間と言うのは単なる概念でしかない、

と言う話を最初にしたのは10年ほど前だったか。

それ以前も誰かがしていたのかも知れないし、本になっているかも知れないが

ともかく私がこの話をし始めたのが10年ほど前である。

 

人間と言うのは文字や言語が生み出した概念であり、

神や幽霊や宇宙人と大差ない文明のマボロシである。

あくまで文明の中だけで通用する概念であり、

 

宇宙法則でも確固たる何が有るわけでもない。

 

そこでなぜ今、世の中が滅茶苦茶になっているのかと言う事を

根本から考えてみればいい訳である。

なぜ世界はこうも出鱈目なのかと言う事を。

 

もちろん、それが認識できない様なレベルの人間は考える必要がない。

そのままお前らは愚劣な文明の中の愚劣な人間をやっておればよいのだ。

ワクチンを打てばよいのだ。考えるな。従え。買え。寝てろ。

ゼイリブである。

 

我々は色々に考えるが、いまいち考えが足りていない。

地球規模で物事を見ていない。

 

君らの所属している社会のごく限られたグループの中の

しかも自分達仲間だの家族だのそのレベルでしか物事を考えていない。

 

だからダメなのだ。

簡単に騙されるし、簡単に生き間違うのだ。

 

視野を広く持てば根本的になぜ世界はこうも生き辛いのかが分かって来る。

しかしそれが出来ないのである。

まさに概念の奴隷である。

 

日本人であるとか、法律であるとか、或いは常識とか

そう言うものの奴隷なのである。そして文明として機能している。

させられていると言った方がいい。

 

その辺りから物事を見て行かないと

考えている事にはならないのである。

 

単に間違ったプログラムを植え付けられて延々と同じループを繰り返しているのを

考えているとも生きているとも言わない。

 

殆どの人間が罪人の片棒を担いで平然としている。

だから世の中は狂うのである。

少しの狂いも大勢集まればものすごい狂気になるのだ。

過去、そのような狂気が世界恐慌や世界大戦を引き起こして来た。

 

そこまで考えて初めて現在の状況のどうしようもなさが理解出来るのである。